「昔はよく公園や学校の体育館に紙芝居を観に行ったよ」と母が言っていました。どうも紙芝居屋さんが売っているお菓子が目当てだったらしいですけど(笑)私自身は昔の木の枠に入った紙芝居を見かけることは、めったになくなってしまいました。ですが、保育園や幼稚園に通っている園児たちには大人気の紙芝居は創作絵本のもとのようなものですよね。作り方をチェックして、オリジナル・ストーリーの紙芝居を作ってみませんか?

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みなさんは、紙芝居が日本独自の遊びということを知っていますか?紙芝居とは、絵を見せながら、昔話などを語るというものです。特に幼稚園児や小学校低学年の子供たちを対象とした遊びです。今も図書館や児童館などで時々行なわれている絵本の読み聞かせのようなものですね。
ここで、演じ手から見た紙芝居の特性をいくつか挙げてみましょう。
紙芝居の一番の魅力は、演じ手と観客の距離が近いことだと思います。お互いの息づかいが聞こえるのっていいですよね♪紙芝居を観ている人、みんなが物語の世界に夢中になれます。
子供たちは、ただ単純に物語の世界にどっぷり浸かり、面白い場面では笑ったり、悲しい場面や怖い場面では泣いたりしながら、紙芝居を楽しむと思います。たぶん、絵本を読む感覚と同じなのでしょう。ですが、そこに声が加わることで少しリアルになりますね。幼児教育の教材として使われる紙芝居。幼児と一緒に大人たちが観る機会も多いはず。大人は演じ手の感情の込め方やセリフ、声のトーンなどといった演技力に注目してみると面白いと思います。演技力は紙芝居全体の良し悪しを決めるキーポイントですから。
紙芝居は昭和のはじめに日本で生まれました。当時は街頭紙芝居というスタイルでした。その目的は駄菓子販売のための人集め。子供たちにとってはお菓子は食べれるし、昔話やマンガは聞けるし、一石二鳥だったのではないでしょうか?おじさんが木の枠に入れた紙芝居を自転車に取り付けて街を歩き回る。そんな光景があちこちで見られました。現代紙芝居の原型とも言える街頭紙芝居は立ち絵と違って、スピードもあり、アニメ的でたちまち人気になりました。そして、紙芝居史上有名な「黄金バット」、「少年タイガー」などのヒット作品が誕生したのです。

紙芝居の基本は手作り!ということで、紙芝居の作り方の手順とポイントを見ていきましょう。紙芝居サークルに入っている人などに作り方のアドバイスを受けるのもいいですよ。
現在、全国には何人の紙芝居屋さんがいるのでしょう?残念ながら、はっきりした数字は分かりません。プロ、アマチュアと色んな人がいると思いますが、私が予想していたよりは多いようです。「時代屋」や「紙芝居ユーダイ座」などの紙芝居屋さんは首都圏を中心に昔ながらのスタイルを守りながら公演しています。テレビなどでも紹介されているんですよ。各地で紙芝居屋さんが子供たちを楽しませるために奮闘しているものの、新しいメディアに押され、忘れ去られそうな紙芝居。絵本と比べても、まだまだ歴史は浅いですが、遊び(娯楽)としてだけでなく、日本の良き文化として大切にしていきたいですね。

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