昔のおもちゃアルバム
折り紙の画像

折り紙

折り紙

折り紙って、子供の時も大人になってからも楽しめますよね。折り紙を買うと簡単な折り方の説明が付いていますが、それを見てもよく分からなかった私は母や学校の先生に教えてもらっていました。折り紙で鶴をはじめ、花や手裏剣、キャラクターものなど色々作ることができますが、小さい時は覚えていたのに今はもう、折り方を忘れてしまった人もいるのではないでしょうか?この機会に思い出して下さいね。

折り紙とは?

重なった折り紙

折り紙とは紙を折って何かの形を作り出す遊びです。

折り紙で遊ぶ時の基本的な作業は「折る」ことですが、より折り紙を楽しくするために、切ったり、のり付けしたり、色をつけたりすることもありますね。

また折り紙には、いくつかの種類があるんですよ。不切正方形一枚折り(ふせつせいほうけいいちまいおり)折り紙のうち、正方形の紙1枚だけを用い、はさみを使わない折り方です。

この折り紙を好んで使う人は結構多いですよ。

複合折り紙

動物を作る際に上半身と下半身を別々の紙で折るなどの方法で、いくつかのパーツに分けて、最後にそれらを組み合わせる折り方です。難しい形もわりと簡単に作れます。

ユニット折り紙

複数の紙を全部同じ形に折って、それらを組み合わせる折り方です。代表的な例として、くす玉が挙げられます。

折り紙の歴史

折り紙イメージ

紙は今から1800年前の中国で発明され、7世紀初期に紙の製法が日本に伝えられました。その後、日本は独自の製法や材料を研究し、日本の伝統文化とも言える「和紙」を生み出しました。


和紙は一気に普及しました。障子や「ふすま」などの日用品からカルタや折り紙などの遊び道具にいたるまで用途は様々です。鶴やカブトなど、実物の形に折る「遊技折り紙」が流行ったのは江戸時代に入ってからだとされています。


明治時代に入ると、折り紙は学校教育の一環として取り入れられました。脳が鍛えられる遊びとして全国に広がりました。やがて折り紙は台湾や韓国でも人気の遊びとなりました。


現在、折り紙は「ORIGAMI」として国際語になり、世界各国の愛好家たちに愛されています。最近は趣味や教育の域にとどまらず、高齢者のリハビリに用いられるなど医学的効果も認められています。

折り紙の作り方(折り方)

それでは、折り紙の作り方(折り方)を紹介しましょう。子供にも教えながら一緒に作って下さいね!今回は女の子に人気の鶴と男の子に人気の手裏剣を見ていきましょう。

基本の折り方

なかわり折り

1.折って戻して、折り目をつけます。

2.中に押し込むようにして折ります。

かぶせ折り

1.折って戻して、折り目をつけます。

2.開いて、かぶせるようにして折ります。

段折り

1.一度折って、ついた折り目より上の位置で折り戻します。

鶴の作り方(折り方)

  1. 三角形になるように半分に折ります。
  2. さらに半分に折って、開いてつぶします。
  3. 真ん中の線に合わせて両側を折ります。
  4. 紙を一枚めくって、3でつけた折り目に沿って折ります。反対側も同じように折ります。
  5. とんがった部分がはみ出ているほうを手前にして、切れ目に沿って折ります。反対側も同じように折ります。
  6. 切れ目がないほうを、入っている方向に半分になるところで折ります。
  7. 羽を広げて、頭を少し折り曲げたら完成です。
  1. 赤と黄色の折り紙を2枚用意し、1枚ずつ半分に折って一度開き、真ん中の線まで上下を折ります。
  2. さらに半分に折って、両端を三角に折ります。この時、三角の向きを1枚ずつ逆にします。
  3. 真ん中で半分に折って、開きます。
  4. 真ん中の線に合わせて折ります。反対側も同じようにします。
  5. 赤の折り紙を裏返します。黄色の折り紙に赤を十字になるように垂直に重ねます。
  6. 赤の三角の部分を半分に折って、黄色の袋部分に端をさし込みます。反対側も同じようにします。
  7. 裏返して黄色の三角の部分を半分に折って、赤にさし込みます。反対側も同じようにしたら完成です。

他にもある折り紙の折方

折り紙の遊び方

鶴の折り紙

折り紙の魅力は遊ぶ目的によって、いろんなものを作り出せるという点です。
なので、遊び方も一つではありません。たとえば、紙飛行機なら実際に飛ばして遊ぶことができますし、だまし舟なら水に浮かべて、「かざぐるま」はまわして遊べますよ。


また動物を沢山作れば、動物園のようにもなります。ほかにも絵本や折り紙芝居を作るなどアイディア次第で様々な遊び方が可能ですよ。

コラム:トイレットペーパーを使って

トイレットペーパー折り紙

トイレに入るとトイレットペーパーの先が三角に折られていることがありますよね。以前読んでいた漫画の中に、それをネタにしたものがあって、そこではただの三角ではなくて、鶴を折っていました。馬鹿な内容だなと思いつつも真似をしたくて、公共のトイレに入ったときに、トイレットペーパーを使った折鶴にチャレンジたことがあります。そこのトイレは和式だったので、折っている間足が震えて、とても辛くて汗をかきました。「あれは漫画の世界だからどうだろう?」と思っていましたが、大成功でした。先日雑貨屋に行ったときに、トイレットペーパーを使った折り紙の本を見つけました。早速その中を見てみると鶴もありました。最近はこんな変わった折り紙もあるのですね。


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